1990 年代に入って、さまざまな非抜歯による治療法が紹介されてきましたが、中には日本人のようなモンゴロイド系の骨格には合わない治療法もありました。これらによる無理な治療の結果さまざまな問題が生じ、中には現在ではほとんど行われない治療法もあります。当クリニックでは、歯を抜く、抜かない、ということに関して、診断を確実に行い、それを元に矯正医だけでなく、かかりつけ歯科医、補綴医、審美歯科医、口腔外科医などとのカンファレンスを行い、ある程度方針を固めます。その後説明を行い、患者さんとの話し合いによって最終的に決めさせていただいています。私たちは、治療のメリット、デメリットを正確に伝え、現在のライフスタイルだけでなく、将来のライフスタイルも考慮したうえで治療計画を行い、患者さんの納得のいく治療方法を行わなければなりません。そのため、歯を抜かないで治療することもあれば、歯を抜いて治療する場合もあります。当クリニックでは、歯を抜かずに治療する割合は約 80 %、歯を抜く割合は約 20 %にすぎません。